ねいろの保育
ねいろの保育
楽しみ、考え、認める。
佐賀市屈指の文教区である水ヶ江地区で、子どもたちの自主性を育てる、保育プログラムを実践しています。
ねいろの保育理念
ねいろグループ全体で一環している保育理念の一部です。
全てご覧になりたい方は、コンセプトブックをどうぞ。
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あこがれによって人は育つ
どんなに素晴らしいカリキュラム、園舎があったとしても、「人」が素晴らしくなければ子どもたちを育むことはできません。どう育てるかではなく、接する大人がどうあるか。子どもたちはその背中を見て、育っていきます。私たち大人が憧れの存在となれるよう、常にみずからを省みながら、学び続け、成長しつづけています。
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ひとりひとりへの「個」育て
子どもたちを「個」として見つめ、わが子を育てるようにひとりひとりと向き合っています。その為、ねいろグループの職員研修では「保育教本」だけでなく、「子育て」関連の本を多く取り入れています。先生がより子育てに近い形で子どもに接する事ができるように心がけています。
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見守る保育
どの子にも同じことを「やってあげる」保育ではなく、発達段階、興味・関心があることを、それぞれ見据えながら環境構成を行い、子ども自身の育ち・自立を「見守る」保育を実践しています。
ひとりひとりを理解する、適切な援助をする子どもがみずからの力で成長する手助けとなれる保育を行っています。
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良い子を演じさせない
ねいろグループでは「良い子」を演じさせないように努めています。先生が言うからやる。お母さんが言うからやる。それは真の心ではありません。
成長がゆっくり見えることもあるかもしれませんが、土の中で草木が根を張るように見えないところで、しっかりと成長しています。
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個々の才能にスポットを
足が速い子もいれば、虫に詳しい子もいます。同じゴールでなくても、それぞれの得意を育て、それぞれが自信をつけていくことを目指しています。
人は必ずキラリと光る才能を持っているもの。その才能にスポットを当ててあげることで、存在意義を感じ、自尊心が育っていきます。
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「ない」から学ぶ
子どものために環境を整えることは重要なことです。しかし不便なこと、不自由なこと、不親切なことなど、「ない」ことから学ぶことも、少なくありません。何もかもが「ある」環境を作るのではなく、あえて無くすことで、子どもがみずから知恵を出します。
柔軟な対応力や画期的なアイデアは「ない」の積み重ねから生まれてくると、私たちは考えています。
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「できない」も長所のひとつ
時には、頑張ってもできないことがあります。大人に「できるよ!」と言われると、「できない」ことがダメなような気がします。しかし「できない」ままでも誇れる長所があるのです。それは「できない人の気持ちがわかる」ということ。
いじめられたことがあれば、同じ立場の気持ちが解ります。体が弱い人は、他者への配慮も自然と生まれます。うまくいかなかった経験も、長所の一つ。個性を生む、「立派な財産」と信じています。
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子どもの「やりたい!」を引き出す
私たちは、子どもの内側からの「やりたい!」を最大限引き出してます。子どもたちの心からの意欲は、それぞれの目に表れます。
上手くできるかできないかではなく、「子どもたちの目がキラキラしているか」を大切にします。
子どもがみずから「やりたい」ことを選んで、とことん熱中できる環境づくりを追求。私たちはその気持ちをサポートしていきます。
ねいろの日常のようす
0〜2歳児、3〜5歳児の普段の様子を動画にまとめました。
こどもたちの楽しそうな表情をご覧ください。




ひとりひとりの魅力を育てる
オリジナルプログラム
時にはからだを思いきり動かし、時にはそれぞれの意見を交わしてぶつかり合う。
また、他国や異文化に目を向け、多様な世界を知り、日本を知る幅広い保育内容を取り入れています。
ねいろグループ独自のプログラムで、優しい心、違いを認め楽しむ心を育てます。
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空手道
「やるときは、やる!」が正念場の力になる週に1度行う空手道の時間。
子どもたちの真剣な表情に、真っ白な道着がまぶしく光ります。我慢したり、くやしかったり、ちょっぴり痛かったり。
それぞれが向き合う時間を通じて、つよい心身と、相手を思いやる優しい心が育ちます。 -
こども哲学
自ら考え、子どもが哲学するこども哲学は、日本で初めて当グループにて保育カリキュラムに導入されたプログラム。
感じたこと、疑問に思うこと等、子ども同士や職員を相手に対話を行います。時には言い合いになったり、意見がぶつかることもありますが、
あくまでその場は子どもたちの話し合い。職員は見守り、サポート役に徹します。自分や他人を認めることが次第に出来てくると、
その違いを楽しみ、受け入れ、協力し、互いに向上し合う「和の心」が育ってきます。国際理解教育
違いを認め、楽しむ。世界を学び、日本を知る。いじめはなぜ起きるの?それは、違いを認めず否定してしまうから。
だからこそ私たちは、子どもたちの価値観の根っこに「違いを認め、楽しむ心」を育み、
違いを受け入れる心を育てたいと考えています。その手段の一つ、国際理解*の時間。他国や異文化に目を向け、見た目も習慣も価値観も異なる人たちの存在を学びます。多様性を自然に受け入れられる土壌を育み、世界を知ることで、自国をより深く理解していきます。
* 当園の国際理解教育は「2015 JICA グローバル教育コンクール」最高賞を受賞しました。
学び合い、育ち合う。
異年齢保育
異年齢の社会の中で「学び合い」「育ち合う」ことを保育の一環として行っています。
年齢・生年月日などにこだわらず、それぞれの発達に注目しています。
その場の課題を解決するため「どのような集団」が最適かを考え、グループ構成を行っています。




3・4・5歳児
課題ごとに「子ども集団」をつくって保育します。
子ども達は、あそびや活動によって、自発的に集団をつくります。
0・1歳児
発達の連続性を踏まえ、発達が近い子どもを一緒にして保育します。
2歳児
発達のスピードに個人差が大きいのが2歳までということを踏まえ、2歳児だけは、年齢別のクラスを設置しています。
2歳の区切りでの発達をしっかりと把握し、様子を見るため、また集団という意識が生まれるこの時期に、あまり大きな集団で活動をせず、次の大きな集団への準備をするためです。
環境を意識して整え、
関わりを深めるゾーン保育
ねいろグループでは、「遊ぶ」「食べる」「寝る」のそれぞれの空間を確保しています。子ども達が行う活動を、周囲の状況により、一斉に始める、また止めることなく、納得がいくまで、「個の活動を保証」することが可能となっています。
その時の、興味・関心に応じた「ゾーン」を設けることで、子どもは自らの意思を選択し、満足するまで集中して遊び、興味を深め、活動の幅を広げていきます。ゾーンを分けることで、お互いが「尊重する心」を養い、互いのことに配慮しながら、いきいきと活動しています。
乳児の部屋では、体を動かしてあそぶゾーン、静かにあそぶゾーンを設けています。幼児の部屋では、常設のゾーンだけでなく、季節や時期、子どもの活動に合わせてそのときにあった新たなゾーンを設け、季節に合わせて広さ調整なども行っています。
ねいろ小学校 いやしゾーン クリエイティブゾーン 読書ゾーン ままごとゾーン ブロックゾーン 関わりゾーン 科学・文字・数ゾーン ピーステーブル※揉め事が起きた際の話し合い場所
素晴らしいカリキュラム、園舎があったとしても、「人」が素晴らしくなければ子どもたちを育むことはできません。
ねいろグループは対応、教育・保育スキル、人間力、すべてにおいて一流の園を目指します。
「子どもをどう育てるかではなく、接する大人がどうあるか」をテーマに、私たちは絶え間なく学び続け、成長し続けます。
ねいろ流
保育ポイント 21
ねいろの職員が、子ども達と過ごす中で日々心がけている、
ねいろ流の子育てのポイントをご紹介します。
- 01子どもと挨拶する時は、笑顔で名前を呼んで手や顔、頭に触れて、愛を伝え挨拶をします。
また、子どもと教室や廊下ですれ違う時も一人一人へ笑顔で言葉がけを行います。 - 02子どもが泣いたり、不安そうにしたり、寂しそうに一人でいる時は
「どうしたの」と声をかけて、子どもの声に耳を傾けます。 - 03集団を動かす指示ではなく、愛を持ってその子に必要な言葉を個別に伝えます。
年齢ごとの定員や、対象区分等についての詳細は、入園案内をご覧ください。
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小規模認可園ねいろ保育園
0〜2歳児の子ども
0歳~2歳児をお預かりする、18名定員のアットホームな小規模認可保育園です。
一人の保育スタッフが担当する子どもの数が少ないため、ひとりひとりの子どもの発達に応じた手厚く質の高い保育を行うことができます。
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幼保連携型認定こども園ねいろこども園
0〜5歳児の子ども
2017年度に新たに開園した教育・保育を一体的に行う施設。幼稚園と保育所の両方の良さをあわせ持つのが特徴です。
保護者が働いているかどうかに関わらず利用でき、保護者の就労状況が変化した場合でも、通い慣れた園を継続して利用できることが大きな特長です。
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2018.4 OPEN! 企業主導型保育園ねいろつながり
0〜5歳児の子ども
連携先企業で働く方のお子さんや、また地域のお子さんも受け入れが可能な保育施設です。小規模認可園や認定こども園と異なり、園側に園児の受け入れの決定権があります。
「ねいろこども園」の園庭を共有する形で隣接しているので、日常的に合同保育が可能です。ねいろこども園と同じ保育プログラムで運営します。 -
2018.4 OPEN! こども発達教育スクールねいろこどもスタジオ
支援が必要な子ども
日常生活における基本的動作の指導、生活に必要な知識や技能の付与、また、集団生活へ適応できるようになる為の児童発達支援施設です。
満3歳児以上の知的障がい、発達障がい、自閉症、ADHD、ダウン症、学習障がい等のお子さんが対象となり、他園やねいろグループの園に通いながらの通所も可能です。